はじめに
「レクサスISって燃費悪いんでしょ?」
私のもとにこの車がやってくることになり、真っ先に心配したのが燃費問題でした。
低く構えたスポーティーなフォルム、そしてずっしりと重厚なボディ。見た目からして「燃費が良い」というイメージからはほど遠いかもしれません。ネット上の口コミを調べても、
「街乗りではリッター10km程度しか走らない」
「ハイブリッドなのにガソリン車並み」
といった声が散見され、正直なところ「これ、維持費が大変になるんじゃないか…」と不安を抱いていました。
しかし、実際にレクサスIS(IS300h)を所有し、毎日のように運転してみると、その不安は良い意味で裏切られました。結論から言えば、走り方次第で燃費は驚くほど変わるということです。特に高速道路では、カタログ燃費を軽々と超える数値を叩き出すことも珍しくありません。
この記事では、私が体験したレクサスISの燃費の実態と、高速道路で燃費を向上させる具体的な運転のコツを詳しくご紹介します。
カタログ燃費と実燃費
カタログ燃費
- IS300h(ハイブリッド):WLTCモード 約18km/L
- IS300(ガソリン):WLTCモード 約12km/L
一見「悪くない」と感じるかもしれませんが、これは理想条件での数値です。実際の道路環境では大きく変動します。
実燃費の口コミ
- 都市部の街乗り:8〜11km/L
- 郊外や高速道路:13〜17km/L
「街中だと10km/Lも走らない」「高速ならそこそこ走る」という声が多く、環境によって評価が真っ二つに分かれる車だと言えます。
高速で+5km/Lを達成した実測
私が所有しているのは レクサスIS300h Fスポーツ。
通勤環境は以下の通りです。
- 路線:ほぼ高速道路(片道35km)
- 平均速度:80〜100km/h
- エアコン:常時使用(夏場冷房)
- 渋滞:ほぼなし
この条件で約1か月走行した結果:
- 高速燃費:約20km/L
- 街乗りを含む平均燃費:17.5km/L
- ▼実際の燃費計(撮影当時より燃費上がってます。)

街乗り主体のときと比べて**+5km/L改善**し、カタログ燃費を安定して上回る数値を記録しました。
高速で燃費が伸びる理由
- 信号や渋滞がなく安定走行できる
発進・加速の回数が少ないため効率的に走れる。 - エンジン回転数が低く抑えられる
80〜100km/h巡航時はエンジン負担が小さく、モーターも有効に働く。 - 重量ボディが惰性走行を助ける
スピードに乗れば慣性が効き、高速巡航ではむしろ燃費に有利。
燃費向上の運転のコツ
- 急加速を避ける
アクセルはじわっと踏む。 - 80〜100km/hをキープ
この速度域が最も効率的。120km/h超は急激に悪化。 - 車間距離を広く取る
ブレーキ回数を減らしてロスを防ぐ。 - エアコンは「AUTO」で使用
オンオフを繰り返すより効率的。 - タイヤ空気圧を定期チェック
月1回の確認だけでも改善効果あり。
燃費が悪化するケース
- 短距離の街乗り中心 → エンジンが温まらず、10km/L未満も。
- 渋滞路 → ストップ&ゴーでハイブリッドの利点が薄れる。
- 冬場の暖房使用 → アイドリングが増え、大幅に悪化。
- 急加速・高速の出しすぎ → 燃費効率を一気に損なう。
他車種との比較
- BMW 3シリーズ(320iガソリン):10〜13km/L、高速15km/L前後
- トヨタ クラウンハイブリッド:11〜14km/L、高速17〜20km/L
- 日産 スカイラインハイブリッド:9〜12km/L、高速15〜18km/L
→ レクサスIS300hは 「高速ならクラウン並み、街乗りは3シリーズやスカイライン同等」 という位置づけ。燃費だけでなく、走行性能と快適性を両立している点が魅力です。
まとめ
レクサスISは「街乗りでは燃費が悪い」と言われがちですが、走行環境と運転方法によって結果は大きく変わります。
特に高速道路では、カタログ燃費を超える20km/L前後 を達成することも可能。
燃費を気にして購入を迷っている方は、ぜひ「自分の走行環境」を基準に考えてみてください。高速利用が多いなら、燃費面でも十分に満足できるはずです。
レクサスISは、ただの移動手段ではなく、運転の楽しさと所有する喜びを与えてくれる車。燃費の不安を超えて、その魅力を最大限に堪能してほしいと思います。
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